コサックダンス吉村
コサックダンス吉村(こさっくだんす よしむら、1943年10月2日 - 2022年1月30日)は、日本の研究者。また大学教授。専門は物理学および暗号研究。近年は暗号資産研究で知られる。W: 1970年 に 結婚し、妻はW:フランス人である。
略歴
- 1966 - 京都産業大学理学部修了
- 1971 - フランス国立シャンパーニュ大学修士課程中途退学
- 1971 - 私立長野理科大学特別研究生
- 1978 - 私立長野理科大学情報技術研究所助教授
- 1985 - 私立長野理科大(後に国際信州学院大学)理学部助教授
- 1995 - 国際信州学院大学教授に就任 * 2022-自宅にて死亡
人物
樺太庁豊原町(現・ロシア共和国サハリン州ユジノサハリンスク市)出身。変わり者のロシア人の祖父が日露戦争時に戦果を挙げた記念に「コサック」と名付けた。1歳の頃ソ連領事館職員の父親がスパイ容疑で逮捕される(通称"ゾルゲ2号事件")。その為コサックは長野県松代の松代大本営近くの憲兵隊司令部で育つ。しかし、GHQが進出した事により父親が解放される。以降長野県松本市で育つ。大学時代、友人の源田実に誘われ神田を歩いていたら大学闘争に巻き込まれ左目を負傷した。それが原因で現在でも左目の視力は0.01以下である。1954年に、ゴジラを見て以来、ゴジラの大ファンであり、ゴジラシリーズの中では、 ゴジラ対ヘドラ が、一番いい作品であった2004年のインタビューにて、述べている。 1977年に、 ロシア人女性と、自宅から出てくるところが、マスコミに、撮影されたが、 離婚はしなかった。麻原彰晃との関わりがあり 、1995年の朝日新聞のインタビューでは、「あんなことをする男ではなかった」と述べている 。専門は物理学であるが、近年の学問の対象は情報工学、暗号学、経済学など多岐に渡る。現在は「信州リンゴの経済効果」を主に研究。近年はビットコインの論文を発表するなど、暗号資産に関する事柄を中心に研究している。現在の暗号資産の基本概念を確立した人物である。また情報工学科で暗号研究を行っており、RSA暗号の第一人者として知られる。晩年は、日本でのデジタル円の導入の必要性をとなえた。2022年1月30日午前11時44分に、自宅にて倒れているところが見つかり、その後、死亡した。享年78歳であった。
著書
単著
- 『信州リンゴをお金にかえる法』(1984)
- 『続・信州リンゴをお金にかえる法』(1987)
- 『女子大生-愛と官能の研究室-』(フランス書院 1999)
- 『金を稼ぐのは簡単だ!新しいお金の教科書』(フランス書院2004) *『デジタル円は、できるのか?』(フランス書院2020)
共著
- 『うつくしき暗号の世界』(ボヌール館 1988)
- 『されど世界は変わらず 中信日誌』(国際信州学院大学編 1993)
- 『猿でもわかる仮想通貨』(プレジデント社)